去る8月30日(日)衆議院選挙が行われましたが、多くの皆様は、ほとんどの方が投票日当日の選挙に行かれたことでしょう。
投票日は天気や予定がかなり気になりますね。妻もそうでした。
でも「期日前投票」を済ませると、のんびりした日曜日になります。
「期日前投票所」の投票管理者の経験を踏まえ、次の選挙に向けて棄権を避ける利便性から誰でも利用できる便利な「期日前投票」についてご案内しましょう。
「期日前投票」は、「投票日当日に仕事や旅行などで投票所にいけない理由がある」ことが建前となっています。制度改正前の「不在者投票」では、投票できない理由
が厳しく限定され、投票用紙を2重封筒に入れる等かなり煩雑でしたが、今では大幅に簡素化されました。
備え付けの「宣誓書」に住所、氏名、投票できない理由を記入し、入場整理券と一緒に提出するだけです。理由は旅行、仕事、その他適当にチェックすればオーケー。実務上、投票できない理由の可否は問いません。
選挙公示後から投票日に限定されることなく、自分の都合の良い日時に投票できるので、とても便利です。報道によると今回の選挙では、全国で約1400万人、全有権者の約19.4%でほぼ5人に1人が利用しましたが、まだまだ活用されていません。国、県、市区町村レベルの選挙でもありますから、おおいに活用しましょう。
居住地の選挙人名簿に登録されていれば、入場整理券を持参しなくても投票できますので、念のため。
(三上英司)